Claudeで提案書のひな型を5分で作る手順——ゼロから書かなくていい

提案書を作るたびに30分以上かかっているとしたら、そのほとんどは「構成を考える時間」です。今回はClaudeを使って、構成ごと5分以内に出力する手順を紹介します。
目次
なぜClaudeを使うのか
提案書を作るときの作業は、2つに分けられます。
① 何をどの順番で書くか(構成・中身)を考える
② 見栄えを整える(デザイン)
PowerPointはデザインの道具であって、「何を書くか」は自分で考えなければいけません。 Claudeはこのうち①の部分を肩代わりしてくれます。「Claudeで中身を作る → PowerPointで整える」という流れにするだけで、提案書作成のいちばん重い工程がひとつ消えます。
Claudeが文書作成に向いている理由
ChatGPTやGeminiでも同じことはできますが、提案書のような文書にClaudeが向いている理由が2つあります。
① 長い文書を一度に出してくれる ChatGPTは5ページ分の出力を途中で止め、「続きを書いて」と追加で指示する必要が出ることがあります。Claudeは同じプロンプトで1回の指示で完成することがほとんどです。
② 日本語のビジネス文書として自然 生成AIの出力は硬すぎたり、不自然な表現が混じることがあります。Claudeはビジネス文書のトーンが安定しており、手を加えずそのまま使える文章が出てきます。
Step 1:Claudeで構成と中身を作る
以下のプロンプトをClaudeに送ります。
以下の条件で、中小企業の営業担当が使える「提案書のひな型」を作ってください。
【条件】
・業種:サービス業(業種を問わず使えるもの)
・用途:新規顧客への初回提案
・構成:表紙 / 課題の整理 / 提案内容 / 費用感 / 会社紹介 の5ページ構成
・文体:ビジネス文書として自然な日本語
・ひな型なので、実際に書き換える部分は【 】で明示すること
出てきた結果がこちらです。

【会社名】【担当者名】【課題①】のように、書き換えが必要な箇所がすべて明示されています。「課題の整理」ページには「現状」「あるべき姿」「ギャップ」の3列表、「費用のご案内」には選択肢を比べる表形式が最初から入っています。ゼロから考えると迷いがちな「どのページに何を書くか」が、整理された状態で手元に届きます。
Step 2:PowerPointに流し込む
PowerPoint形式で仕上げたい場合は、Step 1のプロンプトの末尾に一言追加するだけです。
上記をPowerPoint形式で出力してください

表紙から会社紹介まで5ページが、そのまま営業で使える形になっています。Claudeが出力した構成をそのまま使っているので、スライドに入れる情報の選別で迷うことはありませんでした。
