AIツールを使い始めた500人が「想像以上だった」と感じた5つのこと

「便利なのはわかるけど、うちには向かない気がする」——そう感じている方に、実際に使い始めた500人のリアルな声を届けます。
AIツールの利用者502人に「使ってみて想像以上に便利だったことは何か」を聞いた調査(ライズ・スクウェア、2025年)があります。そこに出てくる5つの回答が、よくある懸念をひとつずつ裏返していました。
目次
使わない理由、全部わかります
パーソル総合研究所の調査によると、生成AIを使っていない人の理由は年代を問わず3つに集約されます。
① 「自分の業務には必要性を感じない」
もっともな感覚です。今のやり方で仕事が回っているなら、わざわざ新しいツールを覚える理由はない——それは正しい判断です。ただ、「回っている」と「最適」は別の話です。毎回ゼロから書いているメール返信や、会議後に1時間かけて書く議事録は、慣れてしまっているだけで、実は削れる時間かもしれません。
② 「使い方がわからない」
「何を入力すればいいかわからない」という壁は実在します。ただ、実際の操作は「普通の文章で話しかけるだけ」です。「この文章をもっと丁寧にして」「この会議メモを箇条書きにまとめて」——これで動きます。特別な知識は必要ありません。
③ 「どのような業務で使えるかイメージできない」
これが一番正直な壁だと思います。実際に使い始めた人が「最初に試したこと」はほぼ全員、地味なものです。メールの返信、会議メモのまとめ、お知らせ文の下書き——そこから始まっています。
では、そういう人たちが実際に使い始めたとき、何が変わったのか。
想像以上に便利だった5つのこと
AIツールの利用者502人を対象にした調査(ライズ・スクウェア、2025年)で「使ってみて想像以上に便利だったことは何か」を聞いたところ、以下の結果が出ています。

1位:文章作成のレベルが高い(25.3%)
最も多くの人が驚いたのが文章の質でした。メール返信・提案書・お知らせ文など、「たたき台として使える」どころか、そのまま送れるレベルが出てくることも多いというのが実態です。
文章を書く時間そのものが削れるので、1日に扱えるメールや書類の量が変わります。
2位:情報収集の精度が高い(12.9%)
「ネット検索と何が違うの?」という疑問をよく聞きますが、違いは「質問に答えてくれる」点です。検索は候補を並べるだけですが、AIは「〇〇の場合はどうすればいいか」に対して直接回答を出してくれます。
調べるたびに複数のサイトを読み比べる作業がなくなるため、情報収集にかかっていた時間が大きく減ります。
3位:相談対応が的確(12.0%)
「社内では聞きにくい内容」「すぐ誰かに確認できない状況」でも、AIは24時間いつでも応答します。クレームの返し方・断りメールの文面・スタッフへの伝え方など、正解を誰かに聞けない場面で役立つという声が多くあります。
4位:作業スピードが速い(10.0%)
数秒〜数十秒で回答が返ってきます。「考える時間込みで30分かかっていた作業」が、AIへの依頼と修正込みで5分以内に終わるケースも珍しくありません。
